いまさら聞けないWindows 10のTips
第320回#初歩からのリモートデスクトップ ~LAN編
2018年11月26日 06:45
LAN内のパソコンをリモートデスクトップで操作する
Windows 10に搭載されているリモートデスクトップは、ネットワーク経由で他のパソコンを遠隔操作できる機能です。最近では、クラウドストレージサービスの充実によってパソコンのデータにどこからでもアクセスできるようになってきたため、遠隔地のパソコンのデスクトップを操作したいというニーズは少なくなりつつありますが、データだけでなく、アプリを操作できるのがメリットです。
しかしながら、リモートデスクトップには利用するまでに、いくつかの設定が必要だったり、利用形態によってはネットワークの設定を変更する必要があるなど、ハードルが高いことがあります。
まずは、接続したいパソコンが同一ネットワーク上にある場合の接続方法を見てみましょう。Windows 10を利用している場合、簡単に他のパソコンに接続することができます。
①エディション確認
まずは、接続先(受け付ける側)のパソコンのWindows 10のエディションを確認しましょう。リモートデスクトップの接続を受け付けるには、Windows 10 Pro/Enterpriseが実行されている必要があります。
②リモートデスクトップを有効化
続いて、リモートデスクトップの機能を有効化します。これで他のパソコンからの接続を受け付けられるようになります。標準で[PC をプライベート ネットワークで検出可能にし、リモート デバイスから自動接続できるようにする]にチェックが付いていますが、この設定が有効になっていると、LAN上のパソコンから簡単に接続できます。